デジタルデトックスって言葉、最近よく聞きますよね。
スマホやPCなどの電子機器に触れる時間を減らし、ブルーライトから離れることで心身の健康やストレスの軽減を図ることです。
最近私もインスタやTwitterに加えて、ポケモンGOやらメルカリやらなんやら・・・
スマホに色々インストールし始めてから本当にしょっちゅうスマホを見ては閉じ見ては閉じ…を繰り返しています。
そして週末に来る、一週間のスクリーンタイム(スマホ閲覧時間) のお知らせに驚愕する日々を送っています。汗
これはいかんなと思いつつも、気づいたらスマホが手にある始末。
本格的になんとかせねば…そう考え始めたとき、ふと、そういえば絵を描いている時ってスマホ全く見てないな、ということに今更気づきました。
最近イベントの準備などでまとまった絵を描く時間というのが少なく、ついスマホに手を伸ばす日々でしたが、よく考えたら絵を描いているときは結構集中しているのか、スマホに触ってすらいないのを思い出しました。
じゃあ、デジタルデトックスをしたいなら、ずっと絵を書いていれば良いんじゃないのか?
そう思いましたが、絵を描くことが好きな人はそれでもいいけど一般的には現実味がないですよね。
というか絵が好きでも、ずっとは無理です。笑
でもこれって、もしデジタルデトックスが上手くいかずに悩んでいる人がいたら良いきっかけになるのではなかろうか…そう思ったのです。
ということで今回は、デジタルデトックスの助けになるかも?という視点から、絵を描く(模様を描く)ことのメリットについて書かせていただきます。
なかなか難しいデジタルデトックス
デジタルデトックスのやり方としてよくテレビやネットで紹介されている内容、うんうん…と言いながら見ていますが、正直、それができたら今頃悩んでないんだよな…と感じる内容多くないですか?
例えば、「意識的にスマホを見ない時間を作る」
…いや。そうなんです。
これができないから、スクリーンタイムがどえらい結果になってるんだよなという感じ。
はたまた、「スマホの電源を落とす」「一定時間経たないと鍵が開かない箱にスマホを入れる」
…これ、緊急時に困りますよね。。
そこまでできるなら最早、スマホを持たない方が手っ取り早いとすら感じます。笑
そんなこんなで、個人的には突っ込みどころが多いなと感じるデジタルデトックスなんですが、私からもご提案できるんじゃないかなと思うものが一つあります。
それが何を隠そう「模様を描く」です。
自分の趣味の押し付けじゃん!って思ったかもしれませんが。
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実は、普段絵を描かない人や絵に興味のない人でも簡単にお金をかけずに手軽に始められるのが「模様を描く」事なのです。
わかりやすく手っ取り早く説明すると、要は手頃な暇つぶしってことです。
そういったものがスマホを触る以外にあれば、デジタルデトックスもしやすくなるのかなと。
絵を描くこと自体が、スマホから物理的に離れるきっかけになるし何より、絵の中でも「模様」というのはとても手軽に始められるものなのです。
模様を描く事をオススメできる3つの理由
では早速本題ですが、なぜデジタルデトックスをする上で
「模様を描く」事がオススメなのかをまとめると、それには3つの理由があります。
① 紙とペンがあれば場所を選ばずできる
②時間とお金をほとんどかけずに始められる
③初心者でもそれなりに形にしやすい
これらが大きな理由となります。
それでは具体的に、どういうことかを一つずつご紹介していきたいと思います。
紙とペンがあれば場所を選ばずできる
「模様を描く」というのは、風景画だったり人物画だったりイラストや漫画…
そういったいわゆる「絵を描く」と聞いてイメージするものと少し違う感覚があります。
というのも、ある程度の描き方を覚えて要領がわかれば、紙とペンがあればどこでも場所を選ばずにできるものだからです。
2020年、COVID-19のパンデミックにより「ステイホーム」や「おうち時間」という言葉が普通になり、家で手軽にできるモノやコトの価値が爆上がりしました。
そこで「絵を描いてみよう」なんて考えた方もきっと多いと思います。
家で一人でできることの代表例でもありますからね。
しかし実際始めてみようとすると、道具の準備から描き方のハウツーなど、調べていくうちに「お金と時間が結構かかって意外とめんどくさいかも。。」と、やめてしまった人も多いと思います。
そして何より、今はもう「ステイホーム」や「おうち時間」も過去のものになってきています。
時の流れは早いですよね。本当に早い。
やっと普通に出かけられるようになってきたのに、今頃わざわざ家で一人で何かしようと考える人も減ってきていると感じます。
そこで打ってつけなのが「模様を描く」事です。
簡単に言えば、一般的な「絵を描く」と聞いてイメージする水彩画や油絵や漫画などに比べたら、家に限らず出先でもどこでも手軽にできる良さがあるのです。
小さいメモ帳とペン。それさえあればどこでもできます。
これが一般的な「絵を描く」とは少し違う感覚で、作品としての完成を目指すというより描く作業そのものに意味があるという感じです。
時間とお金をほとんどかけずに始められる
では、一旦少し前に戻ります。
もしあなたが明日から絵でも描いてみようと思ったら、まず何をしますか?
何から始めればいいかわからなかったら、とりあえずネットで何かしら検索すると思います。
「絵 初心者 始め方」
「絵 初心者 何から」
など。
そうするとたくさんいろんな記事が出てきますが、ほとんどが風景画や人物画やイラスト・漫画、
そういった一般的に「絵を描く」と聞いて想像するものが出てくるはずです。
または、美大に行ったり絵画教室に通ったり、絵を描くのは誰かの指導があってできることだと考える人も当然いると思います。
しっかりと習得したいという人はネットで調べて一人で描くより、絵画教室などに通う方がいいと私も思います。
しかしそのデメリットは、時間とお金がかかるということ。
またネットで調べて一人で描けそうな場合でも、モデルとなる人物や風景・もしくはそれ以外の何をモチーフにするか等々、原案からまずは考え始める必要があります。
場合によってはデッサンから始める必要もあり、そうなると一朝一夕で出来るものではなくなってきます。
そして最大の難所が、絵の具や筆やキャンバスといった画材が高く準備が面倒だという点です。
私も大きな絵を描く時は筆や木製パネルなど色々買いますが、毎回、価格の高さには怯みます。汗
本格的に絵を学びたい・始めたいという意気込みがなければ、画材に手を出したり教室に通ったりというのは結構ハードルが高いですよね。
しかし模様を描くだけなら、そういった事前準備にそこまで時間やお金をかけなくても簡単に始められるというお手軽なアートワークだというメリットがあるのです。
というのもまず、使う画材がほとんど安い。
もしくはすでに持ってる物で事足ります。
もし無くても、わざわざ画材屋やホームセンターに行かなくても100円ショップでほとんど揃えられるので、安く始められるのが一つのお手軽ポイントです。
そして水彩画やイラストや漫画ほど、技術を身につけるために時間はそこまでかけなくても大丈夫です。
確かに、良い作品やデザインを作ろうと思えばある程度の技術とセンスはどんな絵であれあったほうが絶対にいいです。
でも先にも書いたように、今回「模様を描く」事をオススメするのは「デジタルデトックスの手助けとして」です。
作品としての完成が目標ではなく「描く作業」そのものにフォーカスを当てて、お手頃な暇つぶしとして紹介していきます。
ということは、完成度を求めなくてもとりあえず描ければいいんです。
誰かに見せるためではなく、単なる暇つぶしです。
そう考えれば一気にハードルは下がると思います。
初心者でもそれなりに形にしやすい
ということで、次が一番のオススメポイントです。
ある程度のコツさえ掴めば、絵心に自信がない人でもそれっぽく描けるようになるのが模様です。
どうせやるなら長い時間をかけて少しずつ上手くなるより、ちょっとしたコツを掴んでそれっぽい形にできる絵の描き方のほうが魅力がありませんか?笑
ですので「模様を描く」ことはマイナーなことのように思われがちですが、実は超初心者向けのアートワークなのです。
では早速、下の画像をぼんやり眺めてみてください。
これらが全て一つの形だけで作られているのがわかるでしょうか?
よくよく見れば見えてくるはずです。
…わかりますよね?
そうです、全て正方形だけで作られています。
それが初心者でもコツを掴めば形になりやすいということです!
どういうこと?と思うかもしれませんが、要するに模様というのは構成次第でどうとでも描けるモノなのです。
それが、単純な一個のパーツだけでも繰り返し描くことで出来上がる「模様の仕組み」なのです。
一般的な「絵を描く」では、モチーフ選びから全体の構図・正しいデッサンや配色やらと、初心者がつまずきやすいポイントが色々あるわけですが、模様ならその辺りをすっ飛ばしてもそれっぽい形が出来上がります。
つまり、できないことでモチベーションが下がるという現象を起こしにくいものなのではないか、と考えているのです。
実際に描いてみよう!
じゃあ実際どうやって描くの?と思ったと思いますので、さっそく簡単な模様をまずは描いてみましょう。
なんでもいいので「筆記具」と「紙」をご用意ください。
●筆記具=ペン、鉛筆、シャーペン、サインペン、色鉛筆、描ければなんでもOK
●紙=ノート、コピー用紙、チラシの裏紙などなんでもOK
ここで一つアドバイスですが、できればスマホやタブレットなどの電子機器は避けましょう。
今はお絵かきできるアプリが山のようにあり、なんなら模様をすぐ簡単に描けるアプリもありますが。笑
せっかくデジタルデトックスのために始めるので、スタートは手描きで始めていきましょう。
ということで、用意できたらそれらを使って下の画像と同じように描いてみてください。
どうでしょうか?
意外と簡単に描けるのではないでしょうか。
というのも、ただひたすらに同じ形を繰り返して描くだけですので
そこまで難しさは感じないと思います。
次はこれらを、大きさや向きを変えながら変化をつけて並べていきます。
するとまた違った雰囲気になりますよね。
こうやって一つの同じパーツを何個も並べるとできるのが模様です。
きれいに描けるかどうかが気になるかもしれませんが、それは道具を使えば簡単にできますし、そんなに小難しく考えなくても単純な作りで出来ているのがわかると思います。
もしこの辺りをもう少し詳しく知りたかったら、こちらの記事も併せてご覧ください。
無心で出来る、というのがポイント
ここまで、デジタルデトックスの手助けとして「模様を描く」事をオススメする理由をご紹介し、実際に簡単な模様も描いてみました。
ただ、「手頃な暇つぶしでオススメです!」とは言いましたが実際始めたからといって、別に何かがあるというわけではないです。笑
※何年間か頑張って続ければ、私が描いているような模様画も描けるようにはなると思います。
デジタルデトックスがきっかけで絵を描いたり何か趣味を持ったりというのはとても素晴らしいことですし、できればもっと模様を描く事にもハマっていただき他の記事も読んで欲しいと思っています。笑
でも単純に、毎日当たり前のように常にスマホを持ち歩き、情報に振り回されたり常に誰かと繋がっているのが疲れたな…と感じた時、なんの意味もないことを無心でするのは意外と大事だったりすると思うんです。
人によってありますよね。
ストレス発散でひたすらキャベツの千切りをするとか、梱包材のプチプチをひたすら潰すとか。
「模様を描く」という事もそれと同類なんです。
そういった難しいことを考えずに没頭できる暇つぶしがあれば、デジタルデトックスもしやすくなりますよね。
私も最近あまりにスマホを見すぎていたので、自分でスマホを触るタイミングを数日調べてみたところ、必要があって連絡や調べもの等をする時以外はほとんど、手持ち無沙汰か何か作業をしていて行き詰まった時だったんです。
スマホから離れるために何かしようと始めても、それが難しかったり簡単にできないことだとしたらやっぱりそこでまたスマホに戻っちゃうと思うんですよね。
そういう意味でも、誰でも簡単に始められる「模様」というのをオススメしたいと考えたのです。
他にも、デジタルデトックスが関係なくても「一人でゆっくりする時間が欲しい」とか「無心になれる趣味が欲しい」など、そういったものを求めてる人にも模様を描くことはオススメです。
一人で無心に何かに没頭すると、すごく頭がすっきりすることがあります。
何か他の雑念も一緒にデトックスされている気がしますよ。
少しでも興味があれば、ぜひこれを機に始めてみて欲しいなと思います。
続きは次回!
本記事はここで終わりです。
もうちょっと模様描いてみようかな…と、少しでも思ってもらえたら、次はこちらの記事をオススメします。
続きを読むならこちら▼
こちらではもう少し具体的に模様を描く方法を紹介しています。
ちなみにグリッドノート(方眼メモリのついた紙やノート)があると便利です!
そしてよければ、当ブログの「模様の描き方」というカテゴリーから他の記事も覗いてみてください。
そこではより具体的に模様の描き方を紹介をしています。
ご興味ありましたらぜひご覧ください。
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