模様の面白さや実際の描き方をお伝えしたいという動機ともう一つ、ブログを書こうと思った理由に大切な事があります。
それは、日本で作家・クリエイター(私の場合は主に絵描き)として活動することのリアルな体験談を、同じような夢を持つ方に少しでもお伝えしたいということです。
私は作家として自分なりの創作に対しての理由(コンセプト)などを持ち、それを絵で表すこと・作品制作することを第一目標としていますので、今はまだお金稼ぎが得意な絵描きではありません。
しかし、絵を描き続けるには絵で収入を得続けなれば難しいことであるのも事実です。
これは実際活動を始めてみて痛感しました。
その事実は私にいろんな後悔と反省を生み、なぜもっと早く対策しなかったのか…そういった思いが今でも強く残っています。
私と同じように、情報が少ない中で創作活動に専念するか判断に迷っている方がもしいたら、自身の体験談は少しでも踏み台にはなると感じ、ブログで発信することを決めました。
30歳で好きな事のために脱サラ、その経験が伝えられること。
私は30歳で一般企業を退職して好きなこと・やりたいこと(絵などの創作)に専念することを選んだ、脱サラ組です。
脱サラ組なんてもうかなり古い言い回しかもしれませんが、要するに年食った大人になってから子供の頃の夢を捨てきれず、好きなことで生きていくと決めた非常に現実味のない人間です。笑
ただ、ここで書く内容はかなりリアルになると思います。
自分のことを語るのは非常に億劫な性分ですが、現実の厳しさと自分の甘さを痛感し、これはたぶん
伝えた方がいい人達が実際にいるだろうなと感じました。
定職を手放し、好きなこと・やりたいことで生きていくことのリアルな実態。
これは当時、身近にそれを実行している人が全くいなかったので、当時ネットで一番探していたことでもあります。
本当に同じような境遇の人がいないのか、特に収入を得るという面で非常に難しい、同じ作家系の仕事で
脱サラしてでもその道を選んだ人がいないか、必死になって探していたのをよく覚えています。
実際はネットでも見つけられなかったのですが、よく考えたら勢いだけで脱サラして好きな事をするとか、そんな危険な道を選ぶ人の方が少ないですよね。。
そしてその失敗談を語るなど、自らする人はそういないことにも気がつきました。笑
しかし私は今でも、安定した職を手放してでも好きなこと・やりたいことをやる人生を選んだ人のリアルな体験談や、そう言った人の考え方や金銭面のやりくり等々、現実的な話をもっと色々先に知りたかったという思いが強くあります。
だったら、その数少ない危険な道を選んだ人間として話せる私の体験談・失敗談なら、誰かの踏み台くらいにはなるかと思い、伝えられることは伝えていこうと決めました。
恥ずかしい失敗談でも、伝えると決めた理由。
自分の失敗談を伝えることは正直本当に恥ずかしいですが、それでも伝えようと思うほど私の悔しい思いというのは大きいモノがありました。
自分の甘い考えが全ての原因で、弁解の余地は全くありませんが。。
創作の道は遅かれ早かれ選んでいたと思うのでそれ自体に後悔はありませんが、それをする前にやるべきことがあったなという感じです。
つまり、退職前の準備不足による後悔と、もっと大事なのが、自分自身でのメンタル面のセルフコントロールです。
一人きりの作家活動を軽く考えていたのもあり、始めた当初は訳のわからない焦りと不安に毎日襲われ、結果、どうしようもなく時間を無駄にしました。
ただ、続けていれば慣れというものがありますので、自分で自分のメンタルをコントロールするのは上手くなったように思います。
制作活動に本腰を入れる前の事前準備のアドバイス、そして自分でのメンタルのセルフコントロール。
この辺りが、当ブログの脱サラ系の記事ではメインの内容になるかと思います。
ちなみに失敗談だけではなく多少稼ぎに繋がった話もありますので、そちらも共有できる限りはしていくつもりです。
どれほどの人が必要としているかはわかりませんが、少なくとも未経験で考える予測の範疇よりかは、実際経験している人間の話は参考になると思います。
あくまでも一人の人間の例。
ただ、これから色々お伝えする前にあらかじめ頭の片隅に置いておいて欲しい事があります。
それは、これから語る内容は全て私自身の体験談で、あくまでも一人の人間の例だという事です。
ここでこうすればよかったとか、あの時こう選択すればよかったとか、具体的な内容を出しながらお伝えすることになると思いますが、すべて私の生活環境・性格・考え方が元になっている実体験だということです。
ですので、全ての人にその通りに当てはまる事はまずありません。
良いことも悪いことも全て私の判断で決まっておりますので、その辺りは読んでくださっている皆様のそれぞれの生活環境や性格、考え方と一致しない場合もあります。
そう言ったことを念頭に置いていただき、一人の人間の体験談として参考にしていただけたら幸いです。
…という感じで、当ブログでは模様の話以外に、30歳で好きなこと・やりたいことのために脱サラした人間の体験談とアドバイスなども発信していきたいと考えております。
ご興味ありましたら、ぜひご覧ください。